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07-06-20 36W2D あした退院 [切迫早産入院記録]

36W2Dです。

明日の朝、この周産期センターを退院して
家の近くの個人病院に戻ることになりました♪
産まれるまでに何とか帰りたかったので、ホントに嬉しいです~~(^^)!

今の病院は、高速にのって車で40分、
地元の病院は家から徒歩5分・・・産んだあとのことを考えると
(赤ちゃんが正規産くらいに成長していれば)ゼッタイ近くのほうがいいですよね~。

昨日はエコー検査を受けながら、
「自分で言うのも何ですが、我ながら理想的な経過で~」と言うと、
先生も
「子供が大きくなったら、自分がどんなにラッキーだったか話してあげてねー」と。

安静生活は長かったですが、もとの病院で元気な赤ちゃんを産むことができるなら、
ほんとに頑張った甲斐があるというか、
自分の頑張り以上のご褒美だな~、とつくづく思いますーー。

大変お世話になった(ってゆーか命の恩人)先生方や看護婦さんたちに
産まれたチビッコを見てもらえないのはとっても残念なのですが・・・。

今までの経過を思い返してみると、

23週・・・入院、ICU個室での24時間点滴開始。最初の3週間は導尿バルーンを入れてずっと寝たきり
その後29週までの3週間は床上排泄で寝たきり
30週・・・個室トイレまでの歩行が許可
31週・・・1日2回の個室内での洗面と、座位での食事が許可
32週・・・個室を出て大部屋となり、シャワーが許可される
33週・・・点滴を抜針し、内服の張り止めに変更
34週・・・食堂と電話、ランドリーへの歩行許可
35週・・・外出許可
36週・・・退院

う~~ん、いま振り返ってもホントに理想的!
頸管3ミリでここまでいけるとは、夢にも思っていませんでしたー。

しかし、昨日のお昼トイレに行ったとき
何やらドロっとした透明のオリモノが大量に・・・
ひえぇぇぇっ!コレってもしかして「おしるし」???

コウのときは、おしるしが出て2日で破水したので
退院前に産まれたらどうしよう、と今ちょっとドキドキしていますー。

退院が決定して、スタッフの人が代わる代わる部屋に来てくれて
「よかったねぇ~」「でもちょっとさみしいわ~」
「産んだらゼッタイ顔見せに来てね~」などと
声をかけてくれるのですが、
結局ここで産んじゃったらアレレ、って感じですよね~(^^;)。

もう張り止めをやめてもいい週数なのですが、
退院までもたせるために、内服薬を続けて処方してもらっています。
痛みも結構あるのですが、何とかもう一日、
13週間もったんだからせめてあと一日、と
お腹のチビッコに言い聞かせていますー。
たのむぞ!


07-06-18 36W0D 36週に入りましたー [切迫早産入院記録]

36W0Dです。
ついに36週に突入v(^▽^)v!!
まだ正規産には1週足りませんが、予定日まで1ヶ月を切りましたー。

今日は内診があり
「子宮口は3cm開大で変わらず、だいぶ柔らかくなっている」とのこと。
軽い痛みが出始めて2週間以上経ちますが、よくもってるなぁー。
今も外陰部を押されるような痛みが常にあります。

主治医の先生が、転院の打診のため、
もともと通っていた産科へ電話連絡をして下さったらしいのですが、
今日は先方が手術中で話せなかったとのこと。

3月に、23週で慌てて救急車を呼んで転院させた患者が
まさか36週になって戻ってくるとは思っておられないだろうし
向こうの先生はビックリされるだろうなー。

何とか早く受け入れてもらって、家の近くで産みたいですーー(切望)。
時間がないっっ!!

昨日は、外出許可をもらって半日だけ帰宅しました(^^)。
おばあちゃんと、パパとコウが3人で迎えに来てくれて
3ヶ月ぶりに外の世界へ・・・

詰所にいた看護婦さんたち全員がドアのところに来て
「気をつけて~~」と見送ってくれました。
今まで、自分の入院してる病院がどこにあるかさえ知らなかったので
玄関を出るとすごく新鮮な景色です。

病院の駐車場へ向かう途中に小さな公園があり、遊具と砂場があるのですが、
外に出たとたんコウが「お砂であそぶよー」と言って
公園のほうへ走って行ってしまいました。

パパが慌てて追いかけて行ったのですが、
抱きかかえられ、連れ戻されて来たコウの顔を見ると
口をギューっと「への字」にし、今にも泣きそうな半泣き顔で
足だけバタバタしています。

入院前まで、嫌なことがあると「イヤよー、イヤよー!」と叫んで暴れていたコウが、
半泣き顔で泣き叫ぶのをガマンしているなんて・・・初めて見ました!
たった3ヶ月離れていただけなのに・・・成長してるなぁ~~

車の座席には念のためにビニールシートを敷き、
ドキドキしながら帰宅しましたが、何事もなくわが家に到着。
夕食には、おばあちゃんの作ったカレーライスを食べましたが、
食事中にコウがこっくり、こっくり寝始めて。

眠ってしまったコウにさようならを言わないまま病院に戻るのが辛く、
どうしようかなー、と30分くらい見守っていましたが
起こすのも可哀想なので、ほっぺにチューをし
「おかあさん、病院に帰るからね。バイバイ・・・」と小声で言って離れようとしたら
パチっといきなり目を開けて、ムクっと起き上がり
「コウちゃんも病院行くよ」と言って玄関へスタスタ・・・びっくりしました。

私が夜にまた病院に戻ることを理解してて、
着いて行こうと決めていたんでしょうねー。
眠そうにしながらも、パパと2人でまた病院まで送ってくれました。

久しぶりにたくさん動いて疲れましたが、
わが家はやっぱり居心地がよく、コウの成長ぶりも見ることができ、
思いきって外出してほんとによかったな~~。
これで、心置きなく出産に臨めそうです!


07-06-16 35W5D 外出許可 [切迫早産入院記録]

35W5Dです。
先日の梅雨入り宣言がウソのように、気持ちよーく晴れて
暑い土曜日ですねーー。

この週末も外出許可が出ました。
先週はビビってしまって家には帰らなかったのですが、
今回は思いきって、日帰りで一時帰宅することに・・・

看護婦さんが外出許可書を持ってきて下さったのですが、
外出理由の欄には「療養意欲を高めるため」と書いてありました(^^;)。
同室のみんなには、帰って好きなもの食べてきてね!と言われますが
外食は禁止なので、家で食べられる好きなものって何だろう??
とすごく迷っていますー。

先生は、「何かあったら、すぐ病院に電話をして戻って来てね。
間に合わない!と思ったときは、救急車使ってもらっていいから」
とおっしゃいます。
でも破水とかで救急車呼んでもいいのかな???来てくれなさそう・・・。
根性で、産まずに帰ってこようと思いますー。

以前、2人目を自宅で出産してしまった方の話をちょっと書きましたが、
彼女のように陣痛も短く、あっという間に出産してしまうことを
「墜落産」と呼ぶそうです。
墜落って・・・怖~~い!!!ネーミング怖すぎ!

彼女の場合、臨月に入っていきなり強い陣痛を感じたため
病院に行く前にトイレに行こうと思い、便座に座ったら
お腹のふくらみがスーっと下にさがっていくのが見えて、
そのまま産まれたんだそうです・・・

日曜、何とか無事に一時帰宅を終えて帰って来られますように・・・


07-06-15 35W4D ちょっとうしろむき [切迫早産入院記録]

35W4Dです。

エコー検査で、胎児推定体重2347gとなりました(^^)v♪
ただ、先週よりさらにアタマが下がって頭囲がほんの一部しか測れず、
概算値ですが・・・。

もう2300gを超えたら、ここでは「かなり大きい赤ちゃん」です。
在胎35Wですこぶる順調、健康優良妊婦なので
この病院ではちょっと居心地が・・・次のハイリスク妊婦さんのために
早くベッドを空けなければ、と軽いプレッシャーも感じたり。

ゆうべは、久しぶりに夢でうなされてしまいました。
明け方にガバっと目が覚めて、起きた直後になぜか涙が・・・
3ヶ月間の入院生活で涙が出たのは、先日テレビの出産特集で泣いて、
その後同室の方の出産で泣いて、これが3回目です(^^;)。

何の夢だったのかは全く覚えてなくて、
明け方、大部屋の暗がりのなかでしくしく泣いたあと
洗面所で顔を洗ってスッキリ。何なんだろうな~~~???

ずっと前向きに、前向きにと入院生活を送ってきて
お腹のチビッコを少しでも大きく、健康体で出産することが目標でしたが、
週数も進み、推定体重も増えて、胎児に何の心配もなくなったことで
自分のモチベーションが下がってきているのかもしれませんー。

毎日お腹の張りをチェックし、陣痛を抑える薬を飲みながらも
もう早く出産してしまいたい!という気持ちが
日々ふくらんでいっているような・・・。

病棟には同じような妊婦さんがもう一人いて、
その方も私と同じ35週で、羊水過多のため入院しておられるのですが
ベビーは推定体重2600gを超えているので、もう出産してもよし、と
数日前から点滴も内服薬もストップされています。

いざ産んでよし、となっても陣痛もなく、頭が下りる気配もなく
羊水が多いのでお腹はますます苦しくなり、
食欲もなくて、ママ自身の体重は減り続けているとか・・・

私よりずっとしんどい状況の患者さんですが、廊下で出会うたびに
「まだ産まれないね~」「お互いしんどいね~~」と
言い合っています(^^)

・・・今日はすこし後ろ向きな内容でした。


07-06-13 35W2D 窓に人影・・・ [切迫早産入院記録]

35W2Dです。
世間では、もうボチボチ梅雨入りなんですね~。
入院したときはダウンジャケットを着ていたのに・・・(^^;)

食堂でいろんな部屋の人と毎日話をしますが、
月曜、火曜は診察日なので、それぞれ自分の症状についての
話題が中心になります。

頸管長が短くなってきた人は、安静度が上がって部屋食になり、
食堂から姿を消します。

点滴が抜けている人は「羊水過多なんだけど、
うまく抜くことが出来なかったから、もう出産するしかないんだって。
いつ陣痛かなー、ドキドキ」と言ってます。

逆に発育遅延だったのに状態の好転している人は、
「来週退院かも、って言われた」そうです。
むくみを指摘された人は「もう少しひどくなったら制限食だって~」
と落ち込んでます。

妊娠、出産という出来事をめぐって、ほんとにみんな症状はバラバラ。
日々落ち込んだり、なぐさめあったりしながら日数を稼いでいますー。

私たちの病室の隣には、小児病棟が建っています。
窓同士が向かい合っているのですが、
昨日、その小児病棟の窓に怪しい人影が・・・・

赤いシマシマのTシャツ、ジーンズのオーバーオールにベレー帽。
チラっと見えた横顔には・・・赤い付け鼻が!!
「ピエロがいる~~~!」とみんな大騒ぎ。

以前TVの特集で観たことのある、クリニクラウンです(^^)
病と闘っている子供たちの遊び相手となり、
精神的なケアをするピエロさんなのですが、
実物に遭遇するとは(窓ごしですが)!

ピエロさんといっても、ただの道化師ではなく
病気をもつ子供さんとの接し方や、
医学的な知識などを習得しなければならず
非常に難しい資格試験と、厳しい訓練を受けないと
出来ないお仕事なんだそうですね~。

ベッドサイドのカーテンに隠れて、病室の子供たちに向かって
「ばぁっ!」と愛嬌を振りまいているようです。
こちらに気づかないかと必死で手を振ったのですが、
子供たちの相手に必死で、全然気づいてもらえませんでしたー。

あとで聞くと、クリニクラウンの姿が見えた窓は、
循環器系の病棟らしく、小児病棟のなかでも長期入院しておられる
子供さんが多いところだそうです。

頑張れ、クリニクラウン!!


07-06-12 35W1D 入院まる12週間 [切迫早産入院記録]

35W1Dです。入院してから、まる12週間が経ちました~。

昨日は内診があり、子宮口は先週より「やや広がっている」ようでした。
3.2cmくらいかな??と。頸管もほとんど無いし。
「でも産まれないのがスゴイなぁー」と看護婦さんも感心してくれました。

そして夕方には、同じマンションのママ友達が面会に来てくれました(^^)。
実は、家族や親兄弟以外の面会は初めてです。
個室にいるときは、面会の人がいるとトイレのタイミングが難しかったり、
何週間も入浴してなかったので、家族以外の人に会うのはちょっと抵抗があり・・・。

大部屋に移って点滴を抜針してからは、
急激に子宮口が開いて痛みも出て来たので、
面会中に何かあっては迷惑がかかる、と思い
友達のお見舞いをキャンセルしてもらったこともあって。

この病院は交通の便が悪く、私の生活圏からも遠いので
わざわざ来てもらうのも悪いな、と思ったり。

しかしやはり、久しぶりに外の世界(?)の方とお話すると楽しい~。
ノーメイク、お肌ボロボロ、ムダ毛ボーボーで
恥ずかしかったのですが(^^;)

面会に来てくれたのは、私がここに入院した日に
救急車に同乗できないコウを夜まで預かってくれた方です。

私が入院して赤ちゃんが危ない、と先生に言われたダンナが
ショックでガックリ落ち込みながら、そのお家にコウを迎えに行ったら、
「一緒に夕食を食べていって」と声をかけて下さったのが
とっても嬉しかったらしく・・・

「家に帰って、無邪気なコウと2人きりでコンビニ弁当を食べるのは
キツイな~、と思っていた」
そうです。そりゃそうだよな~~。

その方といい、実家の両親や兄妹たちといい、
今回の入院ではいろんな人に、たくさんたくさんご迷惑をかけ、
お世話になってしまい・・・

意地でも、元気で可愛い赤ちゃんを産んで
みなさんにご恩がえしができるように頑張ろうと思いますー。

今朝パパからメールで、ひとつ嬉しいことが(^^)♪
おじいちゃんと公園に行ったコウが、自らすすんで
よそのお友達のいるところに関わりに行ったらしいのですー。
引っ込み思案の内弁慶で、今まで同世代のお友達を見ると
いつも逃げ回っていたんですが。

ふつう3歳くらいまでは、一見いっしょに遊んでいるようでも
実はそれぞれバラバラに好きなことをしているので
お友達となじまなくても気にしなくて良い、と言われていますが
コウの場合は極端で。

スーパーなどのおもちゃ展示コーナーでも、
よそのお友達がいるとそばにも近づかないし、
自分が遊んでいたおもちゃを取られても、私に
「・・・おかーさん、取られたよぉ」と言いにくるだけで
お友達と全くコミュニケーションを取ろうとしなかったのです。

それが、自らお友達の輪に入っていくとは!!
おかーさんビックリ!感激!!

離れて暮らしている3ヶ月のあいだにも、
どんどんお兄ちゃんになっていくんだなぁーーー。


35Wとつにゅう♪ [切迫早産入院記録]

35W0Dです。ついに35週・・・正規産まであとひといき!

昨日は、同室の初産婦の方が産後教育を受けておられました。

その方はとても食通で、おいしいスイーツや
おしゃれなレストランの情報をすごくたくさん知っておられ、
部屋では、いつもその方を中心に
食べ物の話ですごーく盛り上がっています(^^)。

看護婦さんから、産後の食生活についてもイロイロと注意を受け
「例えば、お祝いでお赤飯とかもらうかもしれないけど、
食べないようにね。お餅とかもよくない」
「油っぽいものはダメ。甘い物もあまり食べないで」
「乳脂肪はよくないので、生クリームとかバターは避けて」
「カロリーは控えて、和食中心でね」

看護婦さんの有無を言わせぬ口調に
彼女はかなりガックリきたようで・・・
入院中、病院食にはウンザリしていて、
出産したら好きなモノを食べられると思っていたみたいですー。

おっぱいと食事の関係については諸説ありますよねー。
私は一人めのとき、桶谷式の母乳指導を受けていたので
食事の指導はものすごーく厳しくて。

牛乳は無脂肪乳のみ、肉類は鳥むね肉以外は原則食べず
魚中心で揚げ物、炒め物は一切ダメ。
豆、芋類もたくさん食べてはいけないし、
マヨネーズやソース、ドレッシングもダメ。

お菓子はマリービスケットか、少量の果物のみ。
醤油や砂糖も必要最低限の量しかとらず、お正月のお餅も食べず。
生クリームやカレー、揚げ物などは、半年以上口にしませんでした。

おかげで私のおっぱいは、張ることはあっても詰まったりはせず
コウもずっとお腹や肌のトラブル知らずで、保健婦さんの訪問指導でも
「分泌口が小さくて数も多いのに、よく出ていいおっぱいですね~」
とほめられました。

しかし今思うと、あそこまで制限する必要はなかったかなー。
幸い私は、お腹さえいっぱいになれば、多少味気無くても
あまり気にならないタイプなので大丈夫でしたが、
食べることの好きな人は、かなりストレスが溜まるかも~~。

油っこいものを2日続けて食べなければそれでいい、とか
2日に1回くらいならチョコレートやお酒もいい、とか
言う助産士さんもいますし。

誰の意見を参考にするかは、人それぞれ違っていていいと思いますし、
いろいろ制限することでママのストレスが溜まって
おっぱいの出が悪くなっては本末転倒だと思いますねー。

昨日はコウがお見舞いに来ました(^^)。
病棟フリーになったので、帰りはエレベーターホールまで見送りに行ったのですが
エレベーターに乗ったコウは「おとーさん、シーツでいいかなぁ?」
「違うよコウちゃん、野口押して」。

つまり、阪神の選手の背番号で数字を覚えており、
シーツ=4番、野口=2番なので
「野口」といえば、出口のある2階のボタンを押してくれるらしい。

ちなみに家はマンションの3階なので「関本(3番)」。
出かけるときは「鳥谷(1番)押して」と言うと、
ちゃんと1階のボタンを押すそうですー。

・・・成長してるわぁぁ~~。
しかし、数字をそのまま覚えたほうがやさしいと思うんだけど(^^;)。


07-06-10 34W5D 産後教育で [切迫早産入院記録]

34W5Dです。

昨日は産後教育があり、「産後の生活について」というテキストをもとに
マンツーマンでいろいろと説明を受けました。
何週間で床あげ、外出はいつごろから、悪露はどんな感じ、
産後の食生活は・・・
などなど、経産婦なので大体は覚えていますー。

しかしよく見ると、説明して下さっている看護婦さんは
テキストのほかに、でっかい箱のようなモノを持って来ていました。

何が入っているのかなぁ~、と思っていたら
「では、産後の夫婦生活についてお話しますね~」とニッコリ。
パカっと箱のフタを開けると、避妊具がどっさり・・・。

「産後のからだを十分に回復させるためには、
次の妊娠まで2年程度あけるのが理想的であり、
予期せぬ妊娠を避けるために、ちゃんと家族計画をたてましょうね♪」
という趣旨のようです。

実物を目の前にひとつひとつ、その使用法や効果、
値段の目安などを説明されます。
「これは膣剤。中身はこんな錠剤になっています。トローチみたいでしょ」
「これはペッサリーです。病院で自分のサイズにあったものを
作ってもらうんです。触って見て下さい」

「これはIUDです。こーゆー形なので装着時はやや痛いかもしれません。
2年間有効ですが、月1回程度検診が必要です。費用は・・・」
「帝王切開で出産された場合、卵管結紮を同時にやれば
お腹を再び開く必要がないので、患者さんの負担は少ないです」

・・・コウを産んだとき、こんな教育は受けなかったなぁー。
あまりに念入りなので、
「あの~、やはりこの病院では、ハイリスク妊婦さんたちが
次回、安易に妊娠してしまわないように、避妊具の教育を
きちんとしておられるんですか??」
と聞くと、

「いや、そういうことではありませんー。
次に妊娠されたときは、妊娠初期からちゃんと経過をみて、
リスク回避のための治療を行えばいいんですから。
もう妊娠するな、ということではないですよ」

結局、ほとんどの時間を避妊具の説明に充てて、
産後教育は終了しました。

そういえば先日、帝王切開で2人目を出産した同室の方が言ってたのですが・・・
帝切の手術中に、執刀していた先生から
「えっと、3人目って考えてるのかな??」と聞かれたらしく。
「うーん、まだわからないです」と答えたそうです。

後から先生に「3人目を産んではいけないってことですか?」と
聞いたところ、
妊娠がいけないことはないけれど、彼女は子宮が薄いうえ
2度の帝王切開で、子宮に負担がかかっているため、
3人目を考えていないのなら卵管結紮をしておこう、
という意図だったとの説明でした。

もし、私が今後3人目を妊娠したならば、
いま頸管無力症と診断されている以上、
おそらく次も、切迫早産に対する何らかの治療をするだろうし、
自分も家族もまた相当の覚悟で臨むことになります。

そのような覚悟もなしに、今までどおり夫婦生活を営んで、
万一予期せぬ妊娠をしてしまったら???
・・・嬉しいだろうけど、戸惑いも大きいのかも・・・

病院としては、ハイリスク妊婦に「次の妊娠をあきらめろ」とは
よっぽどのことがないかぎり言えないだろうけれど、
暗に「慎重になれよ、冷静になれよ」というメッセージなのかな~、
と感じました。


07-06-08 34W4D 病棟内フリーに♪ [切迫早産入院記録]

34W4D、妊婦検診のある金曜日です。

先週から後期食に代えてもらい、カロリーアップした分
体重がどうなっているか心配だったのですが、
案の定・・・1週間で1キロ増でした(T_T)怒られるぅ~~。

そして、今朝の回診では先生が
「落ち着いてる??そしたらこの週末に外出か外泊してみる?」

・・・えっ????????

「子宮口開いてるし、胎胞見えてるし、
家帰ったとたん破水して戻って来るかもしれんけどね」
そ、そんな怖いこと・・・
「希望があれば、だよ。家族と相談しといてねー」

あまりにビックリして、話を聴きながらお腹が張ってしまいました。
同室のみんなもビックリ。
つまりは出産準備のため、希望があればいったん帰っていいよと
いうことみたいですが・・・

外泊でも産まれなければ、そのまま退院で外来通院になるのでしょうか。
もう産まれる、産まれると思っていただけに、ほんとビックリ。
先生のチャレンジ精神について行くのに必死です(^^;)

ただ、やはり怖いし、家族もたぶん反対するだろうから
外泊はしないと思います・・・。
その代わり、食堂や公衆電話、ランドリーへの歩行許可を
出してもらいたいんだけどなぁー。

ということで、先生に交渉してみたところ
「あり?食堂とかの歩行許可出してなかったっけ??
ゴメンなさい忘れてた、電話もランドリーもOKよ」

・・・おいおいおいおい、頼むぜドクター(d_d#)!
でも、まぁいいけど♪今日からでも嬉しいです♪♪
安静度、病棟内フリーということになりましたー。

夜、携帯電話の使用が唯一許されている、エレベーター前のベンチに行き、
さっそく家に電話。
パパとしゃべっていたら、コウが「おかーさんとしゃべるよ」と
代わって電話に出てきました。

「阪神の上園投げて赤星は三振しちゃってねダイエーで
プロ野球チップス2007買って食べたら塩味やったの」
「チェリーのお菓子食べてねおばあちゃんが台所でお仕事してて
パチンコのチラシがちょっと怖いね~」

・・・ほとんど意味不明。パパに代わってもらっても
すぐに「コウちゃんがしゃべるの!!」と電話に出てきて
結局20分くらい、訳わからんことをしゃべりまくってました。

電話ギライの照れ屋さんのはずなのですが・・・
パパも「コウが電話でこんなに話すなんて珍しいねー」と。
私との電話ならOKなのかな(^^)♪
おかーさん嬉しいっ!!!



07-06-07 34W3D 推定体重2200g♪ [切迫早産入院記録]

34W3Dです。
昨日は夕方にエコー検査があり、推定体重は2200gになっていましたっ!!!
ヒャッホーーー(^▽^)♪

しかし頭がかなり下がっているため、胎児の頭部エコーは斜めにしか取れず、
先生は「ちょっと大きめに出たかな~」と。
しかし誤差1割としても、2000gは超えてるかな、とのこと。
嬉しいっ!2200gなら、もうこのセンターではなくても
じゅうぶんに出産できる体重です。

寝たきりだった2ヶ月半前のことは、
あまりに単調な生活でメリハリがなかったせいか、
もうほとんど記憶が薄れてしまっているのですが、
チビッコの成長ぶりを数字で見ると、
ああ、ずいぶん長くここに入院してるんだな~、と感じますー。

昨日の夜、消灯間際に横になっていると
なぜか突然すごい動悸におそわれました。

その後だんだん息苦しくなってきて、
肺や食道に何かが詰まったような感じになり、
頭痛がして、手足が冷たくなってきて・・・。

さすがにこれはちょっとヤバいんじゃないかぃ~、と思い、
たまたま見回りにきた看護婦さんに訴えました。

いま服用している、リトドリンという子宮収縮抑制剤は、
動悸や手の震えがおもな副作用なのですが、
そのときは食後に服用して5時間くらい経っており、
血中濃度が下がっている時間帯のはずなので
副作用とは考えにくく・・・

慌てて先生がやってきて、血中酸素濃度を測り、
心電図を取って、血液検査をしましたが、異常なし。
異様な息苦しさも30分ほどで収まりました。

入院が長いので、先生は血栓を一番心配されているようで
今日は念のため、心エコーを取ることに。
母性内科の先生が来られ、いつもはお腹にあてているエコーを
心臓にぐりぐり・・・

エコー検査でも異常はみられませんでしたが、
またそのような動悸、息苦しさを感じたときは
すぐに知らせるようにと念押しされましたー。

・・・おおごとになってビックリしました。
血栓ってコワイんですね~。


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