07-06-10 34W5D 産後教育で [切迫早産入院記録]
34W5Dです。
昨日は産後教育があり、「産後の生活について」というテキストをもとに
マンツーマンでいろいろと説明を受けました。
何週間で床あげ、外出はいつごろから、悪露はどんな感じ、
産後の食生活は・・・
などなど、経産婦なので大体は覚えていますー。
しかしよく見ると、説明して下さっている看護婦さんは
テキストのほかに、でっかい箱のようなモノを持って来ていました。
何が入っているのかなぁ~、と思っていたら
「では、産後の夫婦生活についてお話しますね~」とニッコリ。
パカっと箱のフタを開けると、避妊具がどっさり・・・。
「産後のからだを十分に回復させるためには、
次の妊娠まで2年程度あけるのが理想的であり、
予期せぬ妊娠を避けるために、ちゃんと家族計画をたてましょうね♪」
という趣旨のようです。
実物を目の前にひとつひとつ、その使用法や効果、
値段の目安などを説明されます。
「これは膣剤。中身はこんな錠剤になっています。トローチみたいでしょ」
「これはペッサリーです。病院で自分のサイズにあったものを
作ってもらうんです。触って見て下さい」
「これはIUDです。こーゆー形なので装着時はやや痛いかもしれません。
2年間有効ですが、月1回程度検診が必要です。費用は・・・」
「帝王切開で出産された場合、卵管結紮を同時にやれば
お腹を再び開く必要がないので、患者さんの負担は少ないです」
・・・コウを産んだとき、こんな教育は受けなかったなぁー。
あまりに念入りなので、
「あの~、やはりこの病院では、ハイリスク妊婦さんたちが
次回、安易に妊娠してしまわないように、避妊具の教育を
きちんとしておられるんですか??」
と聞くと、
「いや、そういうことではありませんー。
次に妊娠されたときは、妊娠初期からちゃんと経過をみて、
リスク回避のための治療を行えばいいんですから。
もう妊娠するな、ということではないですよ」
結局、ほとんどの時間を避妊具の説明に充てて、
産後教育は終了しました。
そういえば先日、帝王切開で2人目を出産した同室の方が言ってたのですが・・・
帝切の手術中に、執刀していた先生から
「えっと、3人目って考えてるのかな??」と聞かれたらしく。
「うーん、まだわからないです」と答えたそうです。
後から先生に「3人目を産んではいけないってことですか?」と
聞いたところ、
妊娠がいけないことはないけれど、彼女は子宮が薄いうえ
2度の帝王切開で、子宮に負担がかかっているため、
3人目を考えていないのなら卵管結紮をしておこう、
という意図だったとの説明でした。
もし、私が今後3人目を妊娠したならば、
いま頸管無力症と診断されている以上、
おそらく次も、切迫早産に対する何らかの治療をするだろうし、
自分も家族もまた相当の覚悟で臨むことになります。
そのような覚悟もなしに、今までどおり夫婦生活を営んで、
万一予期せぬ妊娠をしてしまったら???
・・・嬉しいだろうけど、戸惑いも大きいのかも・・・
病院としては、ハイリスク妊婦に「次の妊娠をあきらめろ」とは
よっぽどのことがないかぎり言えないだろうけれど、
暗に「慎重になれよ、冷静になれよ」というメッセージなのかな~、
と感じました。
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