07-06-13 35W2D 窓に人影・・・ [切迫早産入院記録]
35W2Dです。
世間では、もうボチボチ梅雨入りなんですね~。
入院したときはダウンジャケットを着ていたのに・・・(^^;)
食堂でいろんな部屋の人と毎日話をしますが、
月曜、火曜は診察日なので、それぞれ自分の症状についての
話題が中心になります。
頸管長が短くなってきた人は、安静度が上がって部屋食になり、
食堂から姿を消します。
点滴が抜けている人は「羊水過多なんだけど、
うまく抜くことが出来なかったから、もう出産するしかないんだって。
いつ陣痛かなー、ドキドキ」と言ってます。
逆に発育遅延だったのに状態の好転している人は、
「来週退院かも、って言われた」そうです。
むくみを指摘された人は「もう少しひどくなったら制限食だって~」
と落ち込んでます。
妊娠、出産という出来事をめぐって、ほんとにみんな症状はバラバラ。
日々落ち込んだり、なぐさめあったりしながら日数を稼いでいますー。
私たちの病室の隣には、小児病棟が建っています。
窓同士が向かい合っているのですが、
昨日、その小児病棟の窓に怪しい人影が・・・・
赤いシマシマのTシャツ、ジーンズのオーバーオールにベレー帽。
チラっと見えた横顔には・・・赤い付け鼻が!!
「ピエロがいる~~~!」とみんな大騒ぎ。
以前TVの特集で観たことのある、クリニクラウンです(^^)
病と闘っている子供たちの遊び相手となり、
精神的なケアをするピエロさんなのですが、
実物に遭遇するとは(窓ごしですが)!
ピエロさんといっても、ただの道化師ではなく
病気をもつ子供さんとの接し方や、
医学的な知識などを習得しなければならず
非常に難しい資格試験と、厳しい訓練を受けないと
出来ないお仕事なんだそうですね~。
ベッドサイドのカーテンに隠れて、病室の子供たちに向かって
「ばぁっ!」と愛嬌を振りまいているようです。
こちらに気づかないかと必死で手を振ったのですが、
子供たちの相手に必死で、全然気づいてもらえませんでしたー。
あとで聞くと、クリニクラウンの姿が見えた窓は、
循環器系の病棟らしく、小児病棟のなかでも長期入院しておられる
子供さんが多いところだそうです。
頑張れ、クリニクラウン!!
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