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そして空手も転換期 [育児]

GWに空手の大きな大会がありました。
息子がいつも出ている試合の中では、一番エントリー人数が多くて
強豪選手も参加していたりする試合です。
息子の目標は1回突破ですが、空手を始めてから一度も勝ったことがありません^^;。
今年も、もちろん惨敗。さんざんな結果でした。

かたや、3月末に二級に昇級して茶帯になりました。
色だけで言うと、次はいよいよ黒帯。でもでも、有段者になるのはとんでもない高いハードルです。

そもそも茶帯審査に挑戦する時、先生方は許可されないと思っていました。
審査直前に行われた試合でも一回戦負けで、母もまだ昇級には早いと思ったのですが
師範はじめ全員の先生から次々に「とりあえず、はよ茶帯受けなさい」と。
しかし合格した後で師範から渡された帯は「3号」でした。

今まで締めていた帯は、白→黄→緑とずっと1号(お下がりだったけど)。
茶帯は2号かなぁと思っていたら、師範は「君は3号やろ」と。
締めてみたら、床に着く??っちゅーほどの長さ。
要は、そうそう黒帯にはなれんぞ、という師範からのメッセージです。

黒を締めるということは、道場の枠を超えた強さの証。
「頑張っているから」「真面目だから」というこれまでの評価と
全く別のところで審査されることになるので、
もしかすると、何年経っても初段にはなれないかもしれません。

息子は本当に不器用で、母から見ても空手が上手ではないのですが
まず、武道をやる上で不可欠かつ根本的な「体が締める」ということが出来ていません。
体が締まっていないと、足が前に出ると前かがみになるし、
アクセルとブレーキのたびに上体が振れてしまいます。

早く動き、早く止まるのが形競技の基本。
経験によって腰が据わってくるはず、と先生から言われていたのですが
息子の場合、それが自然に身につくことはありませんでした。残念。
(普通は高学年くらいで感覚的にぼちぼち体得してくる)

しかし茶帯になってから、体が締まっていないなどという初歩中の初歩を
見逃すわけにはいかない!と思われたのか
息子に対する先生方の指導ポイントが変わってきたようなのです。

四股の深さ、上体の位置、帯の位置、拳の位置。
まだ難しい形を覚える段階ではなく、基本中の基本を見直せ!という感じ。
時には竹刀で叩かれ、足を払われ。「何回言わせるんや!」「しょーもない!!」と恫喝され。
先生だけでなく、中学生のお兄ちゃんたちにも厳しく指導されているようです。

それは息子に限ったことではなく、「茶帯の洗礼」ということで
上の子たちみんなが経験してきたことらしいのですが。。。

母としては、イラっとするほど覚えの悪いウチの息子を
そこそこ可愛がっていただいているだけでもありがたいと思っていたのですが、
鍛えようと思って下さるなんて、、、ほんとに申し訳ない(TT)。
想像しただけで身の縮む思いです。。。

いきなり厳しいチェックが入るようになって、本人も戸惑っていたようなのですが
私もずっと前から思っていた「体を締める」ということへの甘さを
一回、ちゃんと考えてみなさいとアドバイスしてみました。

まだ練習期間が短く、手足がバラバラになったりするようです。
でも「締める」ことを意識することで、今までの倍の汗が出るようになり
先生に言われても理解できてなかった「力を入れる⇔抜く」という感覚を
掴みつつある、と言っています(ほんとかな)。

すると、これまで難しい形の練習の時には存在を「完全に無視」されていたのに、
先週からは先生が名指しで注意をしてくれるようになったり、
小さい白帯の子の面倒を見ろ、と言われるようになったそうで。

いや~~、もうオレすごい気持ちが変わったわ~~とか言っています。
(たぶん気持ちだけで、まだ見た目は全く変わってないと思うんですけど。。。)

とはいえウチの息子のことなので、すぐに劇的に上手になるはずがない。
せめて中学生になるまでに、基本を徹底的に見直すこと。
頭で考えながら練習に臨むこと。道場の指導方法を深く理解すること。
それが出来なければ。。。初段になる前に先生に見放されちゃうよ~~頑張って!!

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